漫画『逃げ上手の若君』は全27巻で完結しています。2つ以上の解説記事で死亡が一致した人物は、主人公の北条時行を含めて27人です。
最終27巻は2026年10月2日に発売されました。この記事では、一覧を巻の順に並べたうえで、時行の最期と最終話、アニメで描かれた範囲まで整理します。
逃げ上手の若君の死亡キャラ一覧|全27巻を巻の順に整理
集英社の各巻あらすじには、名前を挙げて死亡を書いた文がありません。この記事の一覧は、解説記事の記述を巻の順に並べ、公式の言葉がある人物にはその原文を添えたものです。
- 北条時行・弧次郎・吹雪の3人は、最終27巻で最期を迎える
- 諏訪頼重と息子の時継は、どちらも13巻
- 人数がいちばん多いのは10〜13巻の13人
主人公と逃若党・諏訪の人々(5人)
主人公のまわりでは5人が一覧に入ります。時行と頼重は、最期の描き方が記事によって違うため、表では「最期を迎える」としています。
| 人物 | 巻 | 解説記事が一致して書いていること | 公式の言葉 |
|---|---|---|---|
| 北条時行(主人公) | 27巻 | 最終盤の第236話で最期を迎える。最終話(第238話)は、時行の死後を描くエピローグ | 集英社27巻あらすじ「短くも鮮烈な生涯」(最期そのものは書かれていない) |
| 弧次郎 | 27巻 | 最終盤で、時行とともに最期を迎える | — |
| 吹雪 | 23巻・27巻 | 23巻で一度最期が描かれ、25巻で再び登場し、27巻で時行とともに最期を迎える | ジャンプ公式23巻「最期を看取った」/25巻「死んだはずの吹雪が駆けつける!」 |
| 諏訪頼重 | 13巻 | 中先代の乱のあと、最期を迎える | 集英社13巻あらすじ「自ら討ち死にする覚悟を決め」 |
| 諏訪時継 | 13巻 | 頼重の息子。中先代の乱で命を落とす | — |
※巻は解説記事の書き方によります。
そのほかの22人(巻の順)
1巻から19巻まで、22人です。北畠顕家は、解説記事では19巻、公式の言葉は20巻のものなので、欄の中で巻を書き分けています。
| 巻 | 人物 | 解説記事が一致して書いていること | 公式の言葉 |
|---|---|---|---|
| 1巻 | 北条高時 | 時行の父。鎌倉幕府の滅亡のとき自害する | ジャンプ公式1巻「北条一族が命を落としていく中」 |
| 1巻 | 北条邦時 | 時行の兄。五大院宗繁に裏切られ、処刑される | アニメ公式 第三回あらすじ「兄の仇を討った」 |
| 1巻 | 清子 | 幕府滅亡の混乱に巻き込まれて命を落とす | — |
| 1巻 | 長崎円喜 | 幕府の滅亡とともに自害する | — |
| 1巻 | 五大院宗繁 | 邦時を裏切った伯父。時行に討たれる | アニメ公式 第三回あらすじ「兄の仇を討った」 |
| 7巻 | 西園寺公宗 | 捕らえられ、処刑される | — |
| 8巻 | 瘴奸 | 時行・吹雪との戦いに敗れて命を落とす | — |
| 8巻 | 清原信濃守 | 信濃の戦いで倒される | — |
| 10巻 | 石塔範家 | 亜也子との戦いで倒される | ジャンプ公式10巻「亜也子は死闘の末に石塔を倒し」 |
| 10巻 | 渋川義季 | 弧次郎との一騎討ちで討たれる | — |
| 10巻 | 岩松経家 | 女影原の戦いで討たれる | — |
| 11巻 | 今川範満 | 吹雪との戦いで討たれる | — |
| 11巻 | 小山秀朝 | 中先代の乱で戦死する | — |
| 11巻 | 護良親王 | 暗殺される | — |
| 12巻 | 三浦時明 | 高兄弟との戦いで命を落とす | — |
| 12巻 | 高師冬 | 中先代の乱の初陣で命を落とす(のちに吹雪がこの名前を名乗る) | — |
| 13巻 | 楠木正成 | 湊川の戦いで尊氏に敗れて戦死する | — |
| 13巻 | 千種忠顕 | 尊氏の謀反の際に討たれる | — |
| 13巻 | 名和長年 | 尊氏軍の京への襲撃で命を落とす | — |
| 14巻 | 淵辺義博 | 鎌倉攻めで弧次郎に討たれる | — |
| 15巻 | 斯波家長 | 時行との一騎討ちに敗れて命を落とす | — |
| 19巻 | 北畠顕家 | 石津の戦いで戦死する | 集英社20巻あらすじ「顕家の遺した上奏文」/ジャンプ公式20巻「顕家を失った」(公式の言葉は20巻) |
※巻は解説記事の書き方によります。公式のあらすじに、巻と死亡を結びつけた文はありません。
【考察】死亡が集まる巻は3か所ある
当ブログの整理として、2つ以上の解説記事で一致した27人を巻ごとに数えると、死亡が集まる巻は次の3か所です。
- 1巻が5人(鎌倉幕府の滅亡)
- 10〜13巻が13人(中先代の乱の前後)
- 27巻が3人(時行・弧次郎・吹雪)
10〜13巻の内わけは、10巻が3人、11巻が3人、12巻が2人、13巻が5人です。残りの6人は7・8・14・15・19巻で、吹雪は23巻と27巻に出ますが、27巻で数えました。

【考察】吹雪は公式が「死んだはず」と書いたただ1人
吹雪は、解説記事によると23巻で一度最期が描かれ、25巻で再び登場し、27巻で時行とともに最期を迎えます。ジャンプ公式の原文を、巻の順に並べます。
- 23巻:「尊氏の神力に支配された吹雪を倒し、最期を看取った時行。」
- 25巻:「だが、時行の窮地を救うために、死んだはずの吹雪が駆けつける!」
当ブログの整理では、一覧の中で公式が「死んだはず」と書いた人物は吹雪だけです。12巻で最期を迎える高師冬の名前を、のちに吹雪が名乗る、とも解説記事は書いています。
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主人公・北条時行の最期と最終話
時行の最期は、前の章の表のとおり最終27巻にあたります。集英社の27巻あらすじは「歴史に埋もれた英雄・北条時行の短くも鮮烈な生涯を描いた物語、ここに完結!!」までで、最期そのものは書いていません。
- 最終話は第238話「エピローグ 2/2」(解説記事によると全238話)
- 時行の3人の妻は、時行の死後も生きて描かれる
- 史実の時行は1353年に処刑されたとする説が知られている、と解説記事は書いている
北条時行は27巻の第236話で最期を迎える
ciatrは「時行は作中で命を落としています。」と書いています。個人の感想ブログ(平成令和JUMP)は、第236話の題を「236話 北条時行1353」と書いています。
このブログは、最期の言葉を「あー楽しかった」と書いています。ciatrも、最後の言葉を同じ内容で書いています。弧次郎と吹雪も、最終盤で時行とともに最期を迎えます。
最終話(第238話)は時行の死後を描くエピローグ
最終話は第238話「エピローグ 2/2」で、解説記事によると全238話の最後にあたります。最終話の中身について、解説記事は次のように書いています。
- ブログのKAGURA-ROOMは「最終話は、大きく分けると「生き残った者たちのその後」と「死者たちの新たな物語」という二部構成です。」と書いています
- ciatrは「時行の死後、3人の妻はそれぞれ京・信濃・諏訪へと散り、そこで時行の子孫繁栄の礎を築いた様子。」と書いています
- KAGURA-ROOMは、死後の場面について「頼重との再会や冥途の鬼ごっこは完全に漫画独自の演出」と書いています
ジャンプ公式の22巻の場面紹介には、時行が「雫・亜也子・魅摩を正室に迎えた。」とあります。3人は時行の死後も生きて描かれる、と複数の解説記事が書いています。
史実の北条時行は1353年に処刑されたとする説がある
解説記事によると史実では、北条時行は1353年に処刑されたとする説が知られています。KAGURA-ROOMは「ただし、北条時行に関する記録は限られています。」と書いています。
逃げ上手の若君の打ち切り説と完結の経緯は、こちらの記事でまとめています。
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公式のあらすじは逃げ上手の若君の死亡キャラをどう書いているか
集英社の各巻あらすじを巻の順に見ると、人物の死亡そのものを指す言葉が出てきません。代わりに、まわりの言葉で書かれています。
集英社の全27巻のあらすじに、名前を挙げた死亡の文は1つもない
集英社の1〜27巻のあらすじに、個人の名前を挙げて「死んだ」「討たれた」「自害した」と書いた文は1つもありません。公式の1巻の書き方は、次のとおりです。
- 集英社1巻のあらすじ:「突然の謀反で故郷も家族も全て失う。」
- ジャンプ公式の特設サイト(1巻の場面紹介):「長きに渡って繁栄を極めた北条一族が命を落としていく中」
当ブログは本編を直接確かめておらず、集英社の各巻あらすじ、ジャンプ公式・アニメ公式の記述、複数の解説記事をもとにまとめています。
【考察】公式は死を直接の言葉で書かない(4つの書き方)
| だれ | 巻 | 公式の言葉(原文) | 出どころ |
|---|---|---|---|
| 諏訪頼重 | 13巻 | 「足利尊氏の恐ろしい力を目の当たりにした諏訪頼重は自ら討ち死にする覚悟を決め、最後の戦いへ臨む。」 | 集英社あらすじ |
| 北畠顕家 | 20巻 | 「顕家の遺した上奏文を携え後醍醐天皇に物申すも、その怒りを買い、死罪の危機に!?」 「尊氏の乱入によって顕家を失った時行たち。」 | 集英社あらすじ・ジャンプ公式 |
| 高一族 | 24巻 | 「直義に敗れ、腹心の高一族を失った尊氏。」 | 集英社あらすじ |
| 北条時行 | 27巻 | 「歴史に埋もれた英雄・北条時行の短くも鮮烈な生涯を描いた物語、ここに完結!!」 | 集英社あらすじ |
当ブログの整理では、頼重は「討ち死にする覚悟」、顕家は「遺した」と「失った」、高一族は「失った」、時行は「生涯」と書かれています。4つとも、死亡そのものの言葉ではなく、まわりの言葉です。
頼重については、ジャンプ公式の13巻の場面紹介にも「時行は、頼重との最後の時間を過ごし、己の道を歩み始めるのだった…!」とあります。

サカモトデイズの死亡キャラ一覧は、こちらの記事でまとめています。
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アニメで描かれたのはどこまでか
アニメは第二期まで放送され、2026年10月2日の最終話で「中先代の乱」の幕が上がるところまで描かれました。
アニメ第二期は「中先代の乱」の幕が上がるところまで
第一期は2024年7月6日に放送が始まりました(第一回〜第十二回)。第二期(第十三回〜第二十四回)は2026年7月17日から放送され、第二十四回(最終話)「時代」は2026年10月2日に放送されました。
- 第二十四回のあらすじの最後の行:「鎌倉奪還の大戦、「中先代の乱」の幕が上がる――!」
- 第三回のあらすじ:「伯父・宗繁との命をかけた鬼ごっこに勝利し、見事兄の仇を討った時行。」
アニメ公式の各話あらすじ(全24回)に、名前を挙げて「死んだ」「討たれた」と書かれた人物は見つかりませんでした。
アニメ公式サイトに掲載されている、第二期のメインPVです(第二期の放送は2026年10月2日に終わっています)。
【考察】頼重・顕家・時行の最期はアニメの続きにあたる
アニメ第二期は「中先代の乱」の幕が上がるところまでです。当ブログの整理では、頼重(13巻)・顕家(19巻)・時行(27巻)の最期は、アニメの続きにあたります。
続編について、第三期などの告知は、アニメ公式サイトの最新情報(2026年9月19日付まで)とトップには、2026年10月7日時点で見つかりませんでした。
怪獣8号の死亡キャラ一覧は、こちらの記事でまとめています。
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Xの投稿で見る逃げ上手の若君の完結(公式・読者・出演者)
X(旧Twitter)には、完結を知らせる公式の投稿や、最終回を見届けた方の感想があります。
少年ジャンプ編集部による、最終27巻の発売を知らせる投稿です。
最終回を読み終えた方の感想です。
アニメ第二期の最終話を見た方の感想です。
アニメの最終回が始まったときの、視聴者の投稿です。
亜也子役の鈴代紗弓さんが、最終話の放送日に投稿しています。
よくある質問
逃げ上手の若君の死亡キャラは何人ですか?
2つ以上の解説記事で死亡が一致した人物は、主人公の北条時行を含めて27人です。この記事で確かめられた範囲の数で、作品全体の人数ではありません。2026年10月7日時点の、完結した全27巻の一覧です。
北条時行は最後に死亡しますか?
解説記事によると、時行は最終27巻の第236話で最期を迎えます。集英社の27巻あらすじは「短くも鮮烈な生涯を描いた物語、ここに完結!!」までで、最期そのものは書いていません。
吹雪は死亡しましたか?
解説記事によると、23巻で一度最期が描かれ、25巻で再び登場し、27巻で時行とともに最期を迎えます。ジャンプ公式は25巻で「死んだはずの吹雪が駆けつける!」と書いています。
諏訪頼重は何巻で最期を迎えますか?
解説記事によると、諏訪頼重が最期を迎えるのは13巻です。集英社の13巻あらすじには「自ら討ち死にする覚悟を決め、最後の戦いへ臨む。」とあります。息子の諏訪時継も13巻です。
小笠原貞宗や高師直は一覧にないのですか?
解説記事によって説明が違うため、この記事の一覧には入れていません。一覧に入っているのは、2つ以上の解説記事で死亡が一致した人物です。表は、主人公と逃若党・諏訪の人々の5人と、そのほかの22人に分けています。
アニメでは死亡キャラはどこまで描かれましたか?
アニメ第二期の最終話(第二十四回)は「中先代の乱」の幕が上がるところまでです。頼重(13巻)・顕家(19巻)・時行(27巻)の最期は、アニメの続きにあたります。
まとめ:逃げ上手の若君の死亡キャラが集まる巻
当ブログの一覧では、完結した全27巻のうち、死亡は1巻・10〜13巻・27巻に集まっています。時行の最期は、最終27巻にあたります。
- 漫画は全27巻で完結。最終27巻は2026年10月2日発売
- 2つ以上の解説記事で死亡が一致した人物は27人
- 北条時行・弧次郎・吹雪は、最終27巻で最期を迎える
- 諏訪頼重は13巻、北畠顕家は19巻
- 集英社の各巻あらすじには、名前を挙げて死亡を書いた文がない
- アニメ第二期は「中先代の乱」の幕が上がるところまで
漫画歴25年・累計2,000作品以上を読破。月20冊以上の新刊・既刊チェックを継続中。少年漫画から青年・少女・BLまでジャンル横断で読み込み、考察・伏線回収の分析を得意とします。このブログでは「読者が本当に知りたい疑問」に最短で答えることを心がけています。
